障害者福祉に携わる仕事の一つが生活支援員の仕事だ。利用者が日々を過す施設で、生活上の支援や介護サービスを行っている。また、就労継続支援(A型・B型)事業所や就労移行支援事業所で、生活上の相談にのったり、健康管理の手伝いをすることもあり、その仕事内容は多岐に渡る。また、その他には世話人という職業があり、こちらは家事支援や生活の相談にのることが主な業務内容だが、配属される施設にとって業務内容は多少異なる。
グループホームのような入所型の施設に就職すれば、世話人は利用者と日々直接会い、自立に向けた生活のサポートを行うことになる。また、就労継続支援事業所のような施設に就職すれば、利用者の就労訓練をはじめ、生産活動や就職後の職場定着のための支援も担うことになる。長期に渡って利用者と付き合うことになり、豊かな人生を送るための手伝いをするのだ。
このような仕事に就くときの魅力は、利用者の想いや成長に気づけることだろう。日々、利用者と接していると、その方のいろいろな面が見えてくる。そうした中で、最初は分からなかった利用者の想いに気づくこともできるのだ。
また、利用者やその家族にお礼を言われるのもやりがいになるようだ。このことは、福祉の仕事全般に共通していることだが、やはり感謝されると仕事に対してのモチベーションもあがるのだ。このやりがいについては、福祉業界にフォーカスしたHPなどにも綴られているので、ぜひそちらも併せて読んでみるといいだろう。